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分類方法
恐竜には、いくつかの異なる分類方法があります。
例えばティラノサウルスの場合、簡略的には
「竜盤類 → 獣脚類 → ティラノサウルス類 → ティラノサウルス」
と表記されることがあります。
しかし、より正確な分類体系では、次のように細かく記述します。
「竜盤目 → 獣脚亜目 → テタヌラ下目 → ティラノサウルス上科 → ティラノサウルス科 → ティラノサウルス亜科 → ティラノサウルス属」
このように、「上目」や「族(tribe)」といった階級が間に入る場合もあり、さらに「類」や「形類」といったグループ分けを用いることもあります。
基本的な分類階級の例
- 竜盤目・鳥盤目
- 獣脚亜目・竜脚形亜目・装盾亜目・新鳥盤類
- 新獣脚類・原竜脚下目・ユーリ脚類・鳥脚亜目・周飾頭亜目(角脚亜目)
- ケラトサウルス下目・テタヌラ下目・剣竜下目・鎧竜下目(曲竜下目)・真鳥脚類・堅頭竜下目・角竜下目
このほかにも、より具体的な類・目や、特定の属・種を含む固有の分類名が存在します。
分類情報の注意点
大学や博物館、インターネット上の資料では、分類が省略されていたり、古い情報がそのまま掲載されている場合があります。また、研究の進展によって分類体系が変化するため、情報同士に矛盾が生じることもあります。
そこで今回は、最新の研究をもとに、恐竜の分類体系をできるだけ網羅的にまとめた系統図を作成しました。
(※翼竜と海竜については後日作成予定です)
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