ジュラシックパークからワールドで様々なラプトルが登場しました。今回はジュラシックパークからジュラシックワールドの全てのラプトルについて解説します。
ジュラシックパーク/キム、ランディ、ビック・ワン
ジュラシックパークで登場したヴェロキラプトルです。とても賢く、ドアを壊さずにドアノブを使って開けていたシーンがあります。また、マルドゥーンを倒す際に囮を使って倒すなど、しっかりとした作戦が実行されていました。このヴェロキラプトルはキム、ランディ、ビック・ワンの三体いて、恐らく姉妹同士で、ビック・ワン以外に名前は実際に映画で呼ばれたのではなく、スタッフ間で絵コンテのみ名前が記載されています。
キム
キムは、ビック・ワンがティラノサウルスのレクシィに殺された際に反撃しますが、レクシィに捕まれ、化石の標本にあたり、死亡しました。
ランディ
ランディはビジター・センターに侵入し、中にいたレックスとティムを襲いました。ですが、レックスらに冷蔵庫の中に閉じ込められてしまい、恐らく死亡しました。
ビック・ワン
ビック・ワンはこのヴェロキラプトルの中のリーダーで、ヴェロキラプトルをパークに運ぶ際に従業員のジョフェリーを襲った恐竜です。ビック・ワンは、最終的にティラノサウルスのレクシィに噛み砕かれ死亡しました。(写真右)
ロスト・ワールド/ヴェロキラプトル
ロストワールドのラプトルはヴェロキラプトルです。特に名前はなく虎模様をしている五体ほど登場します。イスラ・ソルナ島の研究所周辺の茂みに生存していました。恐竜ハンターを集団で襲いました。ここのヴェロキラプトルは一番人を殺しているラプトルになります。イアン・マルコム博士ら一行を襲いましたが、激しく抵抗し、無事イアン・マルコム博士らは島を脱出しました。あまり出番は少ないラプトルでしたが、大きな活躍をしました。
ジュラシックパークIII/ヴェロキラプトル
ジュラシックパークIIIでは数体のヴェロキラプトルが登場しました。仲間で助け合って交流するシーンが見られ、また、アラン・グラント博士の仲間一人を半殺しにし、助けに来させている間に襲おうとしたというとても賢い作戦が行われていました。他にも模型になったふりをして襲うという芸の凄さがありました。
頭に少し毛が生えているラプトル
(模型になったふり↓)
その他のラプトル
(例の作戦中)
ジュラシックワールド/ブルー、デルタ、エコー、チャーリー
ジュラシックワールドはとても有名なヴェロキラプトルのブルー、デルタ、エコー、チャーリーの四体が登場します。初めての恐竜と人間の絆が生まれます。始めはヴェロキラプトルは賢い敵とされていましたが、今作では仲間として活躍しています。ですが、ブルー以外はインドミナスレックスの事件により死んでしまいます。
ブルー
ブルーはラプトルの中で一番賢い長女でオーウェンの指示を理解することができます。娘はベータ(新たなる支配者で登場)で、背中の青いラインが特徴です。
デルタ
デルタは淡い緑色の色をした次女。ブルーに忠実なシーンもあります。ヴィック・ホスキンスに撫でられますが、とても嫌そうな顔をしていました。
エコー
エコーは褐色の肌にまだら模様がある三女です。乱暴な性格でブルーの座を奪おうとしたシーンもあります。
チャーリー
チャーリーは緑色の体に黒の縞模様がある末っ子です。オーウェンとブルーに敬意を表す、温厚な性格を持ちます。
炎の王国/ブルー、インドラプトル
炎の王国では、ヴェロキラプトルのブルーとインドラプトルが登場します。インドラプトルは純粋なラプトルではなく他の遺伝子も含むため正式にはラプトルと言いませんが、名前に”ラプトル”があることと、ラプトルの遺伝子が体つきや背中の毛からよくわかる(つまり、ラプトルの遺伝子が多く含まれている)ことから今回は含めることにします。
インドラプトル
インドラプトルはハイブリットの恐竜で前作のインドミナスレックスの遺伝子を含めており、インドミナスレックスよりもスリムな体つきで、レーザーで指令することができるように作られました。ですが完全なものを作るにはブルーの遺伝子が必要となりました。しかしブルーは麻酔銃で撃たれ、その球を取り除く際に輸血を必要とするため、ティラノサウルスの血をブルーの体内に入れ、純粋なヴェロキラプトルでは無くなったので完全なインドラプトルは完成しませんでした。最終的にインドラプトルはブルーに殺されてしまいます。
インドラプトルがアグジャケラトプスの化石の角に串刺しにされて死亡。上に立っているのがブルー。↓
ブルー
ここのブルーは特徴の変わりはなく、前作と同じの勇敢さが出ています。最後はオーウェンが一緒に安全な場所に行こうと言いますが、ブルーは断り自分の道を歩むことにしました。
新たなる支配者/ブルー、ベータ、アトロキラプトル四体、ピロラプトル
ジュラシックワールド・新たなる支配者では様々なラプトルが登場しました。今までのヴェロキラプトルだけでなく、アトロキラプトル、ピロラプトルが新たに登場します。それでは順に解説していきます。
ヴェロキラプトル
ヴェロキラプトルはブルーとベータが登場します。ブルーの遺伝子には改良があり、一人で子供を産む(クローンを作る)ことができるようになっています。なのでブルー一人でも子供を作ることができ、その子供がベータになります。バイオシン社にいたヘンリー・ウー博士により作られた巨大イナゴの繁栄を阻止するためにメイジーとベータの遺伝子が必要となりました。その際にメイジーとベータをさらい、オーウェン達が動くことになりました。
左がベータです。ブルーのクローンのためブルーにそっくりです。
ベータがさらわれ、オーウェンの前で怒ったブルー。↓
アトロキラプトル
アトロキラプトルは四体登場し、タイガー、パンテラ、ゴースト、レッドです。この四体はインドラプトルのようにレーザーを当てるとその当てたをロックオンして、襲う性質があります。
タイガー
タイガーはオレンジ色の体躯と黒い縞模様が特徴で、クレアを追いかけました。しかし、クレアが仕掛けた鉄パイプに喉元がヒットし、そのまま倒れました。
パンテーラ
パンテーラはゴーストと共にオーウェンを追いかけます。最後の飛行機でオーウェンらが逃げる寸前でこけてしまい、そのまま追いつかず戦線を離脱しました。
ゴースト
ゴーストは白い色をした恐竜でオーウェンを最後の最後まで追い詰めました。オーウェンらが、飛行機で逃げる際に飛行機まで飛び移るも、転がってきたバイクにぶつかり、そのまま海に落ちてしまい水没し、死亡しました。
レッド
バリーを襲ったアトロキラプトル。バリーが車の中に逃げても執念深く追いかけてきました。しかし、バリーとオーウェンの連携によって、また檻に閉じ込められてしまい、出番は終了しました。
ピロラプトル
赤い羽毛で少し青みがかった色をしています。オーウェンらの乗った飛行機が不時着した氷の張った地面で登場しました。氷を割って下を泳ぎまわって攻撃しました。そこでオーウェンが下に落ちてしまった際にオーウェンに速いスピードで泳いで突っ込んできました。オーウェンらが最後のエレベーターに乗るまで襲ってきました。最後は悔しそうにエレベーターを覗いていました。
うっすら見える赤い部分がピロラプトルが泳いでいる所です。↓
<画像引用元>
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