ジュラシックワールド新たなる支配者でも登場した、爪の長い印象を持ったテリジノサウルス。あの爪は本当に戦いのために使ったのでしょうか。最近の研究では本当の使い方がわかってきています。
昔まで思われていた爪の使い方
昔まで思われてきた(今も大半がそう思っている)考えがジュラシックワールドのように戦いに使うということです。確かに長い爪は武器にも見えますよね。初めは化石が少なくまだ謎に包まれた恐竜でした。なので爪の長い理由は全くわかりませんでした。
下の画像はテリジノサウルスの長い爪の化石です
今はなんと考えられているの?
では、武器ではなかったらなんなのでしょうか。そもそもなぜ武器ではないのでしょうか。
武器ではない理由は爪と指の関節にあります。先ほどの図形を見ると右側が一つ出っぱっている所があります。この場所が自分の指に引っかかり動きにくくなってしまいます。つまり、可動範囲が小さくなってしまいますよね。なので引っ掻いて攻撃するとその爪に負荷かがかかりやすくなるため、すぐに折れてしまいます。
赤の部分がテリジノサウルスの指の部分です。引っ掻き攻撃すると爪の左側が、上側に負担がかかります。するとテコのように、右側が下に負荷がかかります。そこで爪の出っぱりが指に引っかかり、その負荷が耐えられなくなってしまい、爪が折れやすくなります。(分かりずらくてすみません)なので攻撃する爪になっていないのがわかります。
これが攻撃ではない理由です。では、何に使っていたのでしょうか。
まず、食性はなにか考えてみましょう。食性は雑食とされていますが、口からして(歯があまり生えていない)主に植物を食べそうですね。なら植物を食べるときに高いところに食べたい種があるとどうすると思いますか。そうですね。植物を持ってくるときに爪を使います。
なので、植物を持ってくるときに爪が必要となる可能性が高いですね。ですが、まだはっきりとはわかっていません。真相はどうなっているか分かるのが楽しみですね。
羽毛って生えていた?
ジュラシックワールド新たなる支配者では、羽毛が生えていました。
羽毛が生えている場合は化石に羽毛の線が残ります。ですがテリジノサウルスにはまだそれが見つかっていないので生えているかどうかは分かっていません。
<画像引用元>
ジュラシックパークwiki:
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