実は四足歩行!?今の研究のスピノサウルスは?

恐竜の中で背びれの大きなスピノサウルスがいます。なんとスピノサウルスの復元図は2回も変わっています。

どのように変わってどのような生活をしていたのでしょうか?

 

目次

一番初めの復元

ゴジラのような復元で2足歩行の直立になっています。そして当時頭骨が見つかってなかったのでワニのような顔ではありません。そして尻尾を引きずって歩いていたと考えられていました。

 

二つ目の復元

スピノサウルスとしては有名な復元図です。2足歩行で帆の形は半円です。また尻尾が細く、大きな肉食恐竜だと考えられました。口が長く、魚を捉えるのに適していて、鼻先にはセンサーのような穴があいており、濁った水中でも魚を感知し獲物をとらえたと考えられるようになりました。

最新の復元

泳ぐのに適した体となり、基本的には水辺で過ごすと考えられ、尻尾が太くヒレのようになりました。そして、帆の形が変わって半円ではなくなりました。また体の重心が前の方になり体を支えるために、4足歩行の恐竜だと考えられるようになりました。歩く時に4足歩行の時の前足の爪が邪魔だったと考えられています。

 

背中の帆の意味は?

スピノサウルスの背びれは、何の為にあるのでしょうか?

例えば、ステゴサウルスという恐竜は背中にトゲのような背びれを持っています。それには血管が通っていて、体温調節できたのではないかと思われています。

ステゴサウルスの背びれ

ですが、スピノサウルスの帆には血管が通っていないと考えられています。なので体温調節ではないことがわかります。他の説では異性へのアピール、威嚇や水中での姿勢を保つためと言われています。ですがまだはっきりとは分かっていません。

 

泳ぎが得意ではなかった!?

水中で暮らしていたと言われてきた時もあれば、水辺で暮らしていたという時もありました。

その二つの時の共通点は『泳ぎが得意だった』ということです。

ですがそれに反対している研究者も増えてきているようです。なぜなら、体を正面から見ると細長いことが分かるため、水の上では安定しにくいからです。だから泳ぎは得意ではなかったという考え方があります。

ですが、じゃあなぜ尻尾はこのように太くなったのか。というのが泳ぎが得意だったと考えている研究者たちです。

最近の研究では太い尻尾が泳ぎやすさに適した状態であることがわかってきたのです。下にある動画ではスピノサウルスの尻尾の解説をしています。

新たな化石で明かされるスピノサウルスの生態

<画像引用元>

<動画引用元>

スピノサウルルスの動画:https://youtu.be/fDhofM81RQE

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この記事を書いた人

中学生の恐竜好き。
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